「すげえなあ」と思ったときにただ素直に「すげえなあ」と言えないで
「では私はこんなすげえものを作れるだろうか? こんな風になにかを人に与えるようなものを」と思って凹んじゃうのがすごくいやです。
どこに魅力があるのか、どういう材料をどう使っているのか、みたいな淡々とした分析だけにとどまってくれりゃいいのに、私と相手を自動的に比較してくれるんですね。
しかもその相手というのが「すげえなあ」と思うものなんでもなわけです。友達の絵から、それこそジャンプの超売れっ子漫画家や何世紀も読み継がれる本の作家まで誰とでも。
はっきりいって無意味な工程です。
人の作ったものの「すげえ」部分を見て学び自分のものに活かしていくのはいい。でも「すげえ」ものと自分を比較してさらに嫉妬とかまでしちゃったらそれって結局階段登らないままに二階の方見て「いいなずるいな……あすこまで行けない私ってなに」ってブツクサ言いながら睨んでるだけの状態じゃん。だから無意味。と分かっててやっちゃうから困るんだよ~~~~
あと「オリジナリティ」もそう。人と比べて傑出した個性をほしがる、ってことはものすごく他人のものと比べちゃってるわけですよ~~~「個性的な絵柄と誰も見たことのない話で評価されたい」とですね、思っていた時期がありました。高校上がったとき痛い目見ました。「オリジナリティ」なんて狙ってやるとうまくいかない。まずはそれこそ「人並み」にやれてから言おうとそのとき思いました。たぶんそういうことです。
えっっらい生意気なこと書いてしまった。
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