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抜け殻芸術

こんちゃっす。
文章を書く練習をしようと、そこそこの頻度で800字掌編小説(小話、だろうか)をやっているのですが、「定規」というお題ではじめたら

9000字までふくらみました。

いい加減にしろよ!!!長編まったく書けないマンのくせに!!!
なにが悔しいって、本当に内容もなくて頭を全然使わなくていい文章で、もうライトどころか無重量ノベルをやらかしつつも思春期にありがちな、こう、血みどろ?なんだけど現代アート(笑)みたいなことになった結果の9000字なんでちょっとは長く書けるようになったじゃん!って嬉しさがまったくないところです。逆にいえばおつむゆるゆるなお話ならいくらでも量だけは増やせるんだなって思ったところです……本当に全然苦労した感じがしねえんだ……

あ、あの、現代アート(笑)と言ってますがそれは現代アートとは違います。
現代アート(笑)です。既存の価値観への問いだとかそういう現代アートのやってることを一切含まない、なんの意図も目的もない、でも現代アートぽい「抜け殻」のことを現代アート(笑)と書きました。
これと同じような感覚で、私は「詩」は素晴らしいものと思いますが「ポエム(笑)」はアカンなあと思います。
つまり、凝縮していて、言葉をぎちぎちとギリギリのところまで研ぎ澄ました結果得られた宝石のような、1で100を語る言葉、それを「詩」と呼ぶならば
韻文めいた文字列で、詩らしき体裁をとっちゃいるが結局なにもない、よくわからない、ただ恥ずかしいものを「ポエム(笑)」と勝手に区別して呼んでいます。心の中で。

で、だからこそ「詩」も「ポエム(笑)」といっしょくたにされちゃって「バカで恥ずかしい言葉だわ~ああ~ヤダヤダ言葉を紡ぐとか考えられない」みたいな態度をとってる人に
「それ『ポエム(笑)』の方だよ!」
と言いたくなるん……詩は詳しくないのでなんともいえないのですが、少なくともあの、なんというか、この言い方だと誤解を招きかねない感じもしますが、オシャレな写真とともに載せちゃうオシャレ(なんだけど味のしない、言いたいこともあるんだかないんだかの)な言葉と、ドキっとすることをまさしく言い得て妙、それでいて心地よく、説明しすぎない言葉は同じものだろうか、という疑問ね。

なんかちょっとめんどくさいこと書いちゃった。

9000字の「定規」は手直ししたら反省も兼ねてサイトに載せようと思います……どうせならもっとふっきれたらよかったかなあ。
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